Cave de Oyaji

コルナス Cornas
ローヌ河畔右側を河に沿って南に下っていくのがローヌのワイン街道である。最も北のコート・ロティに始まりコンドリュー、シャトー・グリエ、サン・ジョセフの村々を巡りタン・エルミタージュの対岸の丘からさらに南下するとコルナス村に到着する。車で3分もしないうちに通り過ぎてしまう地域だが、河と道を隔てた傾斜地がコルナスのアペラシオンを独立させている著名な畑なのである。
コート・ロティの景観と異なり河に向かって均等に傾斜する地形で頂上では60度の傾斜地にシラーを植えている。ここから生まれるワインはシラー100%の赤。コート・ロティの様な重厚さは無いが樹齢の古いシラーからは長熟で複雑なプケを持つエレガントなワインが生まれる。
2003 コルナス ヴィエイユ・フォンテーン / アラン・ヴォージ
1999 コルナス  / オーギュスト・クラップ
2006 コルナス  / ヴァンサン・パリ 


2003 Cornas Vieilles Fontaines / Alain Voge

750ml
\9,345




ヴァンサン・パリのコルナス

2006年のヴァンサン・パリが入荷しました!




ローヌ渓谷北部、最北端のコート・ロティから南に連なるワインの名所ではシラー種を使った赤ワインを主に生産します。コルナスはローヌ河畔沿い、北にエルミタージュ、南にサン・ペレ地域に挟まれた小さな村ですが葡萄畑の立地条件には素晴らしく恵まれた地域なのです。この地で著名な生産者はオーギュスト・クラップ、ノエル・ヴェルセ、ティエリー・アルマン、ジャン・リュック・コロンボ、アラン・ヴォージェと皆僅かな所有畑で競い合う様に秀逸で深遠なシラーを製作します。


そんなローヌワインフリークが熱い視線を送る地域で今回全く新しい、しかも素晴らしく優秀な生産者を発掘する事が出来ました。そのドメーヌの名前は「ヴァンサン・パリ」実名をドメーヌ名に付した未だ若いヴィニロンで漸く昨年から自分のワインを市場にリリースし始めた新参者ですが、作り出すワインは筋金入りのコルナスなのです。


ローヌワインのファンを標榜するのであれば是非この名前は覚えておいてください!これから彼のワインはスターダムにのし上がって行くに間違いありません。そんな彼のコルナスを紹介します。


コルナスワインの実像をご存知の方には釈迦に説法かもしれませんが、北部ローヌワインのシラーの中では最も熟成期間を強要するのがこのコルナスのアペラシオンです。おそらく20年たって飲む方が良いのでは?と推測されるキュベが多い。クラップやヴェルセのワインのスタイルですが、一方コロンボやアルマンの如くやや早飲み傾向のワインもあります。でもこれでも10年は待ちたい。

それでもリリースしたてのワインを飲めば溢れるタンニンの中で際立つボディバランスを確認するのは容易です。このヴァンサンのコルナスもそんなコルナスのスタンダードを兼ね備えたワインで、特筆すべきは非常にエレガントなバランスである事なのです。

 
2005CORNAS

ヴァンサンの所有畑(左はヴァンサン本人)


彼(ヴァンサン・パリ)の所有する畑はコルナス市街地の西側急斜面、隣はクラップとアルマンの畑で立地条件としては最高の箇所に1ha所有する。彼は学校でワイン醸造の講義を修了して地元に戻って家業を引き継いだ訳ですが、祖父の代からワイン造りを生業としていたものですから植樹されるシラーの樹齢は100年を超えるものもあるのです。彼が独自に自家詰ワインを発表する迄は生産されるワインは全てネゴシアンに売却していました。


ヴァンサンは自分が醸造を任されて以来全く独自のスタイルでワイン造りを始めたのです。


ワインを醸造するシェ(貯蔵庫)も建立したばかりの真新しい建物で非常に清潔です。ここで親爺は彼のワインを興味深くテイスティングしました。


良質なコルナスワインに共通する特徴はスムーズな液面と洗練されたシラーの持つミルキーな味わいですが、彼のワインにはこの資質がはっきりと感じられる。恐らく熟成には10年以上必要でしょうが、その時どう変化するかを想像するだけでもワクワクします。


ヴァンサンは「ロバート・パーカー氏が『ワインを提供して欲しい』と言うので送った」と言っていましたからその内にアドヴォケイトでも論評される事でしょう。(旅行記にも関連記事があります)


高得点でも付けられた日にはたちまち入手困難な銘柄になる事は自明です。なにしろ生産量は極めて少ないのです。

ヴァンサン・パリと親爺一行(シェにて)


2002 Cornas Cuvee Granit 60 / Dom.Vincent Paris



上記キュベの2002年ヴィンテージ。当地2002年のシラーはローヌ地方の天候不順の影響を受けましたが、収量を若干下げる事でそのクオリティを保つ事が出来た、とヴァンサン氏も語っておりました。このヴィンテージのグラニット60は収量が24kヘクトリットルと結構少なめなのです。

エチケットが前年キュベと変わりますが、私がこのドメーヌを訪れた時、ヴァンサン君が様々なエチケットのサンプルを見せて意見を求めたのを思い出しました。でもあんまり垢抜けないのはご愛嬌ですね。

この2002は親爺お奨め銘柄の一つです!購入されてトラベルショックを緩和してスグに飲まれるのも良いでしょう!若くてもヴァンサンの実力は垣間見られます。

750ml            5,040

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2002 Cornas Cuvee Granit 30 / Dom.Vincent Paris


「グラニット」は花崗岩質の土壌を意味し、数字(30)は畑の傾斜角度を表す、と言います。また30年前後の樹齢のシラーから造られるコルナスでもある訳です。醸造法は60とほぼ同様ですが、収量は約30ヘクトリットル。こちらのワインが軽い味わいと言う事ではありません。違いはタンニンの含有量と比較的早い飲み頃の予想なだけでしょう。


しかし。充分ヴァンサンのエレガントさは伝わります。むしろ早い機会に良質のコルナスを飲むのであればこのグラニット30をお奨めします。


750ml            4,410


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2003 Cornas Cuvee Granit 30 / Dom.Vincent Paris  


ヴァンサン君はエチケットのデザインで決定打を出せないでいるらしい。こうも毎年異なるとそう思えてしまう。白地に「CORNAS」の原則的な文字表記は変わらないのだから一体何を悩むのか、となんとも微笑ましいが、それだけ真摯にワイン造りに没頭する姿も垣間見えてくるのである。

このグラニット30は決してヴァンサン・パリのセカンド的銘柄ではない。畑の傾斜角が比較的緩やかな畑からのシラーであるだけだ。


750ml            4,410


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2004 Cornas Cuvee Granit 60 / Dom.Vincent Paris


またまたエチケットが変わった。少しセンスが良くなったかな?


2003
年のキュベは少し異質の味わいと思う。それは比較的早期に飲める状態が予想されるからで果実の濃厚さ、といった点では2004VTは明らかにバランスされている。

20032004、どちらが好みかは異論が或る所であろう。


750ml            5,250

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2005 Cornas Cuvee Granit 30 / Dom.Vincent Paris

2007年入荷のワインです。ドメーヌ蔵出価格は今の所一定ですが、ユーロ為替の状況が悪い(円安)なので販売価格は若干上昇しております。

750ml            4,640


2005 Cornas Cuvee Granit 60 / Dom.Vincent Paris


どうやらエチケットの変更癖は収まった模様ですね。すっきりとしたデザインである、と思います。ヴァンサン自慢のグラニット
60の出来はどうでしょうか?


750ml            5,460




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2006 Cornas Cuvee Granit 60 / Dom.Vincent Paris
              
 750ml      6,300
2006 Cornas Cuvee Granit 30 / Dom.Vincent Paris

                750ml         5,250
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