Cave de Oyaji


ラングドックの新風

実力を見せ始めた南フランス、ラングドック地方のワイン


クロ・デュ・ルージュ

アッシュ&バニエ

カエシリア

エリクシール


オデッセイ

フォンタネル・プリウール

シャトー・デ・ゼスタニーユ

1974リヴザルト



ラングドックのワインと言えば安くて濃厚、しかしどこか垢抜けない野卑なイメージが多かったかも知れない。実際ワイン市場ではラングドックの高級ワインの銘柄と言えばジャーナリストが取り上げる特殊なラングドックばかりもてはやされたものだ。ボルドーやブルゴーニュの資金力豊かなネゴシアンがモンペリエ近郊の畑を買い占めて彼らのスタイルで南仏固有種を醸造する。そんなワインばかり話題に昇っていた様にも思える。

だが、最近はラングドックの生産者も自由に彼らの誇りとするスペシャリテを我々に胸を張って紹介するようになった。元来これが正しい姿なのだが、今までは素晴らしいワインを紹介する事さえ覚束なかったのだ。やっとラングドック地区を代表する様な素晴らしいワイン達をご案内できるのは嬉しい限りでもある。無名かもしれないが、名前に囚われることなくこれらのワインを試して欲しい。

価格は税込みです

Rivesaltes / Dom.St-Jacqueline
リヴザルト / ドメーヌ・サン・ジャクリーヌ



デザートワインに最適なヴァン・ド・ナチュレは南仏特産の甘口ワイン。ラングドックやコート・デュ・ローヌの一部の地域でA.O.Cを名乗る事を許されるワインです。その中でもこのリヴザルトはラングドック地区最南端、ペルピニヤン市郊外のサン・テステーヴ村に点在するリヴザルトの造り手の一つであるドメーヌ・サン・ジャクリーヌのワインです。

この家も90年以上続く地元では名家で、ビオ・ロジック(一部減農薬法)によるグルナッシュ・ノワール100%でこのリヴザルトを醸造します。

ワインの印象は柔らかな甘さがグルナッシュ特有の果実味の中に広がり、カカオ風味と若干のハーブ香が爽やかな余韻を残す食後の飲むには最適のワイン。1974年産は既に充分な樽熟成を経て瓶詰めされた逸品です。1978年産ではこれに未だグルナッシュ種の酸味が若干出ている若いワイン。

                   750ml 
1974年  5,250
                   750ml
1978年  4,200


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2003 Faugeres / Ch.des Estanilles
2003 フォージュール シャトー・デ・ゼスタニーユ

シャトー・デ・ゼスニーユはフォジェール地区ランテリック近郊のドメーヌ。古生代のシスト土壌の丘でシラー種を始め様々な南仏固有種を栽培する。ほとんど農薬を使用しない自然製法と徹底した手作業で栽培、収穫しています。
この銘柄はこのドメーヌのフラッグ・シップ的な最上級キュベに相当し、シラーベースで様々な品種をアッサンブラージュして40日にも及ぶキュベソン、さらに13ヶ月の樽熟成(33%新樽)させ、無濾過、無清澄で瓶詰めされています。
南仏のワインの特長である芳醇なアロマとスパイシーな香り、さらに程よいタンニンがこの銘柄の将来を約束しております。フランス国内でも多くのグラン・メゾンでオン・リストされているほどの実力を持った銘柄です。


750ml 3,990




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2003 Clos du Rouge Gorge Fructidor 


2003
クロ・デュ・ルージュ ゴルジュ フリュクティドール

                 ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン


クロ・デュ・ルージュのワインでカリニヤンの銘柄は売れ切れてしまった。実はここでご紹介する銘柄が当主シリル・ファル氏の最上ワインであるフリュクティドールである。

以前彼のワインを解説する際に「
これはたいへんな手間であるだろうし、根気と情熱が一片たりとも欠ければワインの生産はおぼつかないだろう。」と述べたが、本来の真骨頂とも言うべきワインは他にもあったのである。

フリュクティドールは樹齢80年以上のグルナッシュをビオ・ディナミ製法を駆使した上で文字通り手作業で営々と育て、
完熟した房と判断した葡萄を徐々に収穫しマセラシオンして行く、と言った気の遠くなる作業の末に完成した恐ろしく凝ったワインである。収量は10ヘクトリットル以下になるのも頷けるのだが、その味わいはローヌ産のグルナッシュの如く快適で魅惑的なスタイルではなく、非常に濃厚で複雑極まるアロマを内在するマッチョなボディである。

似た性格のワインでイメージ出来る銘柄と言えば誤解を恐れずに言えばブリュネル・カイユーの果実の塊りの様なシャトーヌフであるサントネールであろうか?少なくともシャプティエのバルブ・ラクとは方向性も違うようだ。

750ml  
14,700


ワイン醸造の理想を極端な形で実現したとも言えるのであろうが、こんな手法はある程度の生産本数を確保して流通市場に安定的な供給体制を保たなければならないワイン農家では殆ど不可能とさえ言える。

シリル・ファル君はボルドーの農学校を出た後、ロワールで修行を積み、ビオ・ディナミ製法を叔父から学んだ後にフランス全土から探し出したルーション地方ペルピニャンの西30キロのところにあるスペイン国境に近いラトゥール・ド・フランス村に3ヘクタール余りの葡萄畑を古木ごと購入したのが2001年である。

ワインのファースト・リリースは2002年、次の年にこの記念碑ともいうべきフリュクティドールを発表する事になる。


以来彼のワインはフランス国内、それも実際に彼のワインを半信半疑で試した者のみが密かに購入していた。主にフランス国内のレストラン関係者が中心であった。

今、こうしてシリルのワインを案内出来るのも日本でのワインファンが彼のワインを待ち望んでいた結果、と言えるのかも知れない。

在庫僅少。

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2003 Coteaux du Languedoc Caecilia


2003 コトー・デュ・ラングドック  “サエシリア” 

                          シャトー・ラ・ヴェルネード


シャトー・ラ・ヴェルネードは仏ラングドックのベジエールとナルボンヌのちょうど間にあるシャトーで、現当主はジャン・マルク・リベ氏と言い、祖父のアンリ・カルベ氏が1872年に地元の司祭や伯爵から195ヘクタールという広大な土地を譲り受けたことからこのシャトーの歴史が始まる。

此処では広大な畑を利用して実に様々なワインを生産するが、中でもフラッグ・シップ的な銘柄がこの「サエシリア」である。使用品種としては樹齢50年前後のムールヴェドール31%、シラー28%、グルナッシュ26%、カリニャン15%を配合するブレンドワイン。これをアリエ産の新樽で18ヶ月熟成させて瓶詰めしている。年間生産本数は3000本。

密度が高く、タンニンも多いので多少の熟成期間が必要であろう。注目すべきはこの様なラングドック門外不出とも言うべきワインが次々と我が国にも紹介される事ではないだろうか。是非お試しいただきたい銘柄の一つ。

750ml  
3,780

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2004 ELIXIR  Condamine BERTRAND

2004 エリクシール  コンダミン・ベルトラン


コンダミン・ベルトランのワインの中でもこの“エリクシール”は最高の位置にある事は間違いが無い。2001年VTよりずっと当店で扱っているが、それは断言できる。

コンダミン・ベルトランはラングドック地方モンペリエの西方ポーランの北側に所在する大きなドメーヌである。セヴェンヌ山麓標高100mほどの南向斜面、ビアフランカ地層と呼ばれる畑の表面に大きな石灰岩が露出する葡萄造りに最適な環境から類稀な70年ものの古木のシラー種を栽培し、このエリクシールに用いる。

このワインの構成の殆どがシラー種だが僅かにカベルネ・ソーヴィニヨン(8%程度)も配合する。以前からフランス国内のワイン専門誌では評判の高い銘柄で、「エリクシールは魔法の飲み物、それは心の病を癒す」(アッシェット)と異例の賞賛を受けるほどだ。

特に2004年はラングドックのこの地では最良の収穫年を迎え、素晴らしいボトルが出来上がった。



750ml 
 
3,780

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2003 Cotes du Roussillon Villages  Hecht&Bannier

2003 コート・デュ・ルーション ヴィラージュ / エッシュ&バニエ

グレゴリー・エッシュとフランソワ・バニエがタッグを組んでワイン造りに取り組んだのは1993年の事であった。彼らのワインに関する知識を動員して、ラングドック地方の様々なアペラシオンの葡萄農家から優秀な葡萄を買い付け、自分達の理想とするワインを造る。それが彼らの手法である。

グレゴリーが南仏のあらゆる葡萄作付農家を廻って意図する原料葡萄を仕入れフランソワが醸造を担当する。手掛けるアペラシオンはミネルヴォアからコトー・デュ・ラングドック、ルーション、フォジュールと様々。しかし、理想を実現する為にはもちろんあらゆる品種をブレンドする。

近来フランスの醸造家が好んで用いる手法である。例えばプリモ・パラチュームやタルデュー・ローランのワイン造りの手法がそれで、いわばワインのオートクチュールとも言える技法である。

ルーションではシラー、グルナッシュ、カリニヤン、ムールヴェドール、サンソーを均等にブレンドしてボリューム感を演出している。

ちなみにワイン・スペクテターのこのワインの評価は90pts

ジャンシス・ロビンソンは16.5/20 である。


750ml
3,150

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2003 Coteau du Languedoc  Hecht&Bannier

2003 コトー・デュ・ラングドック / エッシュ&バニエ

良く出来たワイン、と言うのがH&Bのワインを試した素直な感想である。なによりラングドックにありがちな泥臭さは微塵も無い。濃厚だがスムーズさが感じて取れる。

早速ロバート・パーカーの論評に掛かったのが昨年で、2004VTの評価はいずれも90pts。まったく油断も隙もないのだが、妥当なる評価として受け入れたい。

殊にこのラングドックは秀逸である。

これは余談だが昨年ヴァケラスのクリスティアン・ヴァッシュのモナルディエールを訪れた際に貯蔵蔵でこのH&Bのワインを見かけた。「ああ、これは展示会の時に俺のワインと交換したんだよ。」とクリスティアンが教えてくれた。「未だ飲んでないけどこれはどんなワインだ?」と問われたので『貴方のワインには及ばないかも知れないけれどそれでも楽しめるワインだよ』と答えた。やはりシラー、グルナッシュ、カリニヤン、ムールヴェドール、サンソーを均等にブレンドしている。

ワイン・スペクテターのこのワインの評価は89pts

ジャンシス・ロビンソンは16.5/20 である。


750ml
3,360

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2006 Cotes du Russillon Village cuvee de Prieure
             Dom.Fontanel

2006コート・ド・ルーション・ヴィラージュ キュベ・ド・プリウール
             ドメーヌ・フォンタネル

ドメーヌ・フォンタネルはルーションの丘陵地帯、地中海とピレネー山脈の間に葡萄畑を所有する。主な作付けはシラー種、グルナッシュ種。この「プリウール」では得意のシラーが65%グルナッシュ25%それにカリニヤンを配合する。

一言で言ってたいへんエレガントで上品、だがルーション特有の人なつこい果実の優しい風味は充分感じる事が出来る。全く先入観無くこのワインを試せばよく出来たワイン、と言うのが正直な感想と思う。インポーターの案内に依れば5年以上もの間、「ギ・ド・アシェッテ・ヴァン・ド・フランス」誌では三ツ星評価を獲得する珍しい銘柄だそうである。

妙に納得させられるのはその嫌味の無い味わいのせいであろう。その上余韻もたいへん長くエキゾティックなものである。この銘柄は価格的にもカルテ・プリと言わざるを得ないだろう。
750ml
3,990



2006 Coteaux du Languedoc "Odyssee" / Ch.des Legendes
2006 コトー・デュ・ラングドック “オデッセイ” / シャトー・デ・レジェンド

日本には初お目見えのこの銘柄はフランス本国のレストランでは大変好評を博している著名な銘柄です。それはこの5年間もの間、フランスの著名なワインガイドである「ギ・ド・アシェッテ」に毎年三ツ星評価(最高評価)で紹介される事から簡明に理解できます。

このシャトーはオーナーのクリストフ氏が葡萄栽培から自家醸造まで一人で敢行するごく小さなシャトーですが、決して妥協する事無くワインを生産し続ける事がその様な評価に繋がっているのでしょう。ワインはシラーベース(60%)グルナッシュが35%でその他はカリニヤン種を使用しています。

ラングドック特有の紫がかった色調で立ち上るプケは完熟したフルーツ、タバコ、ブリオッシュの焦がした香り、というこの地区正統のスタイルを堅持しつつ、しきしまったボディと複雑で滑らかな味わいが長い余韻と共に印象的なワインです。
750ml
4,200


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